今年は、ちょっとだけ、まじめに行ってきました。
いや、去年は、もう、行ったかどうかも覚えていないし、今日(昨日?)も、幕張に着いたのは15時近かったので、2時間ぐらいしか見てないんですけどね。
2時間ぐらい、ぼーっと廻っているだけで、あんまり、じっくりとは見れてないんですが、とりあえず、印象に残ったのは、
(1)4Kディスプレイ
(2)歩行アシスト
(3)むーん
(4)TransferJet
ぐらいでしたか。
あたしの気分のせいなのか、年々、寂しくなっている気がします。
実際、来場者数も減っているという話もありますが、単にそれだけでなく、出展そのものに、なんだか、勢いがない気がするような。
まあ、単に、あたしの興味が薄れただけなのかも知れません。
(1)4Kディスプレイ
一番、目立っていたのはこれでしょうか。
目立っていたと言っても、パナソニックとソニーとシャープと。
あれ、東芝の認識がない。 多分、あったと思うけど。なぜだか、記憶がありません。
確か、東芝が先陣を切って、4Kディスプレイを投入していたはずなのに。単に、あたしの興味範囲から外れたからなのか、
ほんとにあんまり力をいれて、いなかったのか。
一方、今回、パナソニックがやけに、力を入れているように見えました。 と、いうか、4Kディスプレイ関連しか、見当たらなかったような。
まあ、あたしの興味が、4Kタブレット(タフパッド4K)にあったからかもしれませんが、ちょっとだけ、じっくり、見てきました。
タフパッド4Kは20型で、マルチタッチとペンタブレット機能を搭載したまあ、win8.1パソコンなんですが、windowsはいらないので、外部ディスプレイ&タッチ&ペンタブレットとして、ちょっと、ほしいかもです。
今回展示されている奴は、基本windousパソコンなので、ディスプレイ入力はなさそうですが、そう言うのは出さないのか聞いてくるのを忘れました。
まあ、そう言うのは、ワコムが出すハズなんですが、ディスプレイメーカではないので、ディスプレイの解像度には、いま一歩遅れる感があり、あたしがほしいと思うタイミングを、いつも、ちょっと、外れてしまうんですよね。
もっとも、この4Kタブレットは、法人向け販売となっていて、個人向けに売ってくれるかは微妙なところです。
と、いうか、個人で買える値段かどうかが、かなり、微妙です。
で、次に、見たのは、シャープ。
シャープは純4Kディスプレイも出していますが、クアトロンの駆動方式を調整して擬似的に4K相当の解像度をつくるディスプレイも今回発表していました。
一応、同じクアトロンで、フルHD版と疑似4K版を比べてましたが、いまいち、よくわかりません。
比べるのなら、4Kディスプレイと比べてくれると、どの程度のものか判断できるかもしれないんですけどね。
クアトロン版は、4Kディスプレに比べて、既存のディスプレイに手を入れるだけで、安く作れると言うのが売りなのかもしれません。
最後にソニー。
ここの売りは、4KELディスプレイ。
昔に、一度、ちっさめのELディスプレイを販売したきり、なかなか、日の目を見ない、ELディスプレイですが、今度のはちゃんと、販売できるのでしょうか。
いまだに、参考出品っぽいので、かなり、疑問です。 かつての、SEDのようにならないで、ほしいところです。
あのせいで、あたしはいまだに、フルHDテレビが買えません。(ただ、先立つものと、置く場所がないだけですけど)
そう言えば、パナソニックで、プラズマディスプレイを見なっかったような気がします。 あたしが気づかなかっただけでしょうか。
プラズマディスプレイと言えば、他の会社で、すだれ上の巻き取れるプラズマディスプレイというのもあったような気がしますが、CEATECに出品されていたかはわかりません。
後、NHKのブースでは8Kディスプレイを展示してましたが、ディスプレイが大きすぎるのか、コンテンツがいまいちなのか、あたしの視力が残念なのか、あんまり、きれいには見えませんでした。
(2)歩行アシスト
今回、自動車メーカの出展がいくつかありました。 いままでも、あったのかも知れませんが、今年は特に目立ってました。
来月か、再来月に自動車ショーもあるので、ここで出展する必要もないような気がしますが。
まあ、出展していると言っても、メインの自動車と言うよりも、小型の電気自動車とか、セグウェイみたいなやつがメインでした。たぶん。
http://japanese.engadget.com/2013/10/01/asimo-uni-cub-10/
http://japanese.engadget.com/2013/10/01/winglet-ceatec/
中でも、あたしが気になったのは、「体重支持型歩行アシスト」。いや、ちょっとだけ、わくわくします。が、もの自体は、片隅にひっそりと展示されていました。
http://www.ceatec.com/news/ja-webmagazine/j051 (下の方の記事)
(3)むーん
まあ、よくある形態ですが、あたしは、これを見ると「ナディア」を思い出し、その興味だけで見てきました。
ただ、単に展示されているだけで、実際に動いているところは、ビデオで流しているだけでした。
ビデオを見る限り、操作性とか乗り心地とかはあんまり、よくないような気がします。
もうちょっと、制御系をしっかりつくれば、なんとかなるかもしれません。
(4)TransferJet
久しぶりに、名前を聞いたような。
数年前、鳴り物入りで発表されたような気がしますが、結局、あんまり、普及していないイメージです。
何より、通信速度500Mbps超といいつつ、当時出た製品では、せいぜい数十Mbps止まりだったので、あたしの興味は急速に薄れてしまったようです。
今回、新しいチップで実効性能が400M弱出ると言ってますが、wifiで1Gbps超が出せる今日、どれだけ、需要を見いだせるのか。
ちょっと、厳しいのではないかと思います。
少なくとも、NFCとBluetoothを取り込んで、携帯端末に気軽に実装できるぐらいの規格にならないと、話にならないです。
一応、サンワサプライからUSBに接続するアダプタを出すみたいですが、iOSとかOSXには対応してないので、あたしはどのみち蚊帳の外です。
ちなみに、使い方アイディアを募集しているので、誰か協力してやってください。
http://www.transferjet.org/ja/news/contest2013/
(5)その他
富士通のブースでみたのが、「Linked Open Data活用基盤」「FinderLink」。
あたしは、知らなかったのですが、「Linked Open Data」という新しいデータ形式で公開されているデータがあるらしく、それを視覚的に検索する技術を紹介していました。
あたしにもいまいち、分からないので、どんなものかよく分かっていませんが、今年中に何か公開するみたいです。
まあ、データの中に、日本語とか含まれているのか、そもそも日本語を検索できるのか(デモは英語だった。出来るんなら、普通、日本語使うよねと、思いながら、聞いてはみませんでした。参考出品だし。)
「FingerLink」はまあ、よくある、プロジェクターで机の上に画像を写しつつ、机の上にあるものや指の動きを抽出して、いろいろ操作するやつです。
来年には実用化すると、言っていますが、さて、どうなるか。
まあ、結局、向いているのは企業みたいなので、すぐには、あたしたちのところには降りてきそうにないです。
実際使うとしても一番の問題は、操作するために手を出すと、その下の画像を遮ってしまうことですかね。
まあ、手で遮ると言うことは、人からも見えないという判断なのかも知れませんが。
最後に、フジクラのブースで高温超伝導のデモをやっていたので、それをちょっとだけ、見て帰路につきました。
デモと言っても、液体窒素に付けた超伝導コイルを磁石のレールを走らせる程度のものですが。
あれ、そう言えば、日立製作所のブースがなかったような、どうしたの日立。
後、3DTVが影も形もなかったような、前は、あれほど盛んだったのに、単に、あたしが気づかなかっただけでしょうか。
3Dには多分、もう少し、ブレークスルーが必要なのだと思います。
https://www.icloud.com/journal/#1;CAEQARoQyRcAdby39VWG6eiDgjMSSg;9EB4D9C3-6BB6-40BD-94CE-A699C515A4E9
_/_/_/ 不定期メーリングリスト [ 0246] _/_/_/
P.S.
今回も、一応、事前登録して行ったのですが、またもや、登録先が変わっていて、以前はあった、edy登録もなくなっていました。
と、いうことは、会場で、edyカードをかざして、入門証を印刷するシステムはなくなってしまったようです。
結局、入門証を印刷して持って来いという話になってました。
残念ながら、今はプリンタのインクがないので(わざわざ買うつもりもないし)、試しに、入門証をiPhone4sに表示して、入れるか挑戦して見ました。
まあ、当然のごとく、拒否られました。
入門証には、バーコードがついていて、入場時や会場内のブースで、入門証のバーコードを読み込んで、入場者の情報を得るしくみのようなので、バーコードさえ読み取れれば、いいんじゃないかと思うのですけどね。
来年は改善されていることを望みます。