絵師100人展 08 in 岡山

■■■ 不定期メーリングリスト [0506] ■■■
8月8日 (2020年)からは、秋葉原で、「絵師100人展 10」が開催されていますが、今年もとてもそこまでは行けないので、「絵師100人展 08 岡山展」に行ってきました。
絵師100人展 10
絵師100人展 08 岡山展
■「岡山シティミュージアム」へ、入り口でしばし悩む
会場の「岡山シティミュージアム」は、岡山駅の新幹線西口を出てから、自由通路をそのまま歩いて数分のところにあり、案内板もすぐに見つかっり、まずまず、行きやすかったです。


ただ、多分、メインの入り口と思われる自動ドア(手前にでかでかとでかい広告を貼ってあった)が、たまたまなのか、開かなかったので、仕方なく、裏口(?)のエレベータに乗って、4Fの会場に向かいました。
本来なら、メインの入り口を入って、左手の長いエスカレータに乗って、4Fまで上がるのが正しいルートだったのではないかと思われます。
IMG_0083.JPG
■ 検温装置はハイテク?
検温を受けてくれとは言われたのですが、どうやるのか、何も説明してくれないので、とりあえず、目星をつれ、チケット売り場とグッズ売り場を素通りして、備え付けのベラ紙に名前と連絡先を書くような感じだったので、適当に記入して、どこで検温するのかなあと思っていたら、またまた、素通りしていたらしく、また、戻って測ることになってしまいました。
よく、ニュースでは、ピストル型の機械で額を狙って検温していたので、そんな感じなのかなと思っていたのですが、どうもカメラで写して検知して、モニターに映像と一緒に体温が表示されるという、ハイテク(?)なものでした。
が、そのモニターも対象者に向けらているので誰がチェックしているのかもさっぱりわかりません。 自分で測って自己申告が正しかったのでしょうか? ちなみに、測った結果は、額の汗蒸発してが冷やされたのか、36度もありませんでした。
■ 会場入り、休館日にはご注意を
そんなこんなで、チケット売り場で、さっきの記入した用紙を渡し、チケットを購入して、やっと、会場に入ることができました。
チケットは、本展と同様、絵師柄のちゃんとしたチケットでした。 絵柄は「Mika Pikazo」氏の「色は匂へど 散りぬるを」です。
ちなみに、チケットと会場の看板には記載がありましたが、毎週月曜日は休館日のようです。 8月10日だけは休日なので開館されるようですが、その代わり、8月11日(火)は休みになっています。 多分、岡山シティミュージアム自体の休館日なので、常識なのかもしれませんが、「絵師100人展 」のホームページには記載が見られないので、このホームページだけ見て行こうと思っている人は要注意です。
■ 08 のテーマは「雅」
さて、前置きが長くなってしまいましたが、会場に入って、ほぼ、1時間ほど見て回りました。
08 のテーマは「雅」で、「着物」はともかく、「金魚」を題材にした作品が多めだったような気がします。 
本展でもあったのかはわかりませんが、ほぼ各作者のコメントが作品に添えられていました。まあ、細かくコメントしていたり、サインだけだったり、イラストつきだったり、いろいろありました。07の頃は、まだ、秋葉原の本展に行っていましたが、その時はあったかどうか、記憶がありません。08からつけるようになったのかは、不明です。
■ 気になる作品
この間の10周年キャンペーン1で、6月に「絵師100人展 08」の作品もホームページに公開されていたので、一通り、見ていましたが、所詮、XGAの解像度にも満たない画像と印刷(?)、手書き(?)した作品とは見た印象が少し違う気がしました。
まあ、逆に、暗めの作品だと、画像のほうが調整しているためか、見やすい感じがするものもありました。
「ウエダハジメ」氏の「怪獣決戦または結果」、「Rella」氏の「花筵」がそんな感じです。
「うたたねひろゆき」氏の「風花」は、ガラスに専用の絵の具で色付けしたものらしく、そんなのは実際に見てみないとよくわかりません。
また、今回のテーマ「雅」に寄せるためか、単に絵だけではなく、絵にいろいろ貼り付けている作品もありました。
「和遥キナ」氏の「少女の器」では、漆器の柄にマニュキュア(?)用の光ものを塗って、キラキラ感を出していました。
その辺は、キラキラを塗る前の絵なのか、画像版や図版ではその表現は出ていませんでした。
また、「魔太郎」氏の「Diamonds」では、胸元から太ももにそって、スワロフスキーを貼り付けていました。 これも、画像版や図版では取り込めていません。
後は、「蘭宮涼」氏の「金魚紋女学生蒔絵風味」では、足元の金色の四角は、金属片(?)を貼り付けてありました。これも、画像版や図版では取り込めてないと思います。
まあ、この辺も取り込もうとすると写真撮影するか大型のスキャナーでスキャンするしかありませんが、忠実に再現しようと余計にコストがかかりそうです。
■ 展示方法に革新を
こうやって展覧会で見るのは良いのですが、毎回気になるのは、展示方法です。
まずは、往々にして照明が暗い。 展示物が照明の紫外線で痛むのを防ぐため、というような話も聞いたことがありますが、あまり、目がよくないので、色合いとか細部がよくわからいことが、たまにあります。 まあ、その辺は今回は割と明るめだったような気がします。
後は、ガラスパネル。 不逞なやからから、作品を守るためには仕方がないとは思いますが、ガラスパネルは反射します。 あたしの目線の高さのせいもあるかもしれませんが、だいたい、背後の照明や自分の姿が映り込みます。 
今回、一部作品は、さらにガラス張りの展示ケースに入れられていたので、それ以上、近寄ることもできず、さらに映り込みが倍増したような。
まあ、気にしなければいいのかもしれません。
が、その辺が気にならないような、画期的な展示方法を編み出してもらいたいものです。
■ グッズコーナーで散財
最後に、グッズコーナですが、本展では展覧会会場の中に設置されて、入場した人だけ購入できる形式でしたが、岡山では展覧会会場の外に展開されていました。 特に、チケットを買った人しか購入できないというわけではなさそうです。
が、まあ、せっかく会場に行ったのなら、作品もみてやってほしいところではあります。 岡山の高校生が書いたイラストも展示してあるしね。
グッズとしては、08の図録、08のA3クリアポスター、A4クリアファイルやポトカード、扇子、複製原画(受注生産品)などなどありました。缶バッチやなどの小物もあったような気がしますが、その辺はあまり細かく見てませんでした。
一部、08以前のクリアファイルやポストカードやポスターなども販売してます。
今出ているのが在庫のすべてなのか、開催期間が長いので途中で追加されるのかは不明です、
まあ、とりあえず、08の図録は買えたので、当初の目的は果たせました。
できれば、09や10の図録や10周年記念本も手に入れたかったのですが、無いものは仕方ありません。
■ お土産はきびだんごのようなもの
さて、今回、東京へ行く旅費よりは安いとは言うものの、5分の1は必要なのでバカにはなりません。もとを取るために、ついでに聖地巡礼でもしようかと思いましたが、全然、準備していないし、今の時期、まだ、当て所もなく、うろうろするのもあれなので、結局、昼過ぎにはとんぼ返りするという忙しない1日となりました。 とりあえず、お土産用にきびだんごもどき(?)とたこせんべいを買って帰りましたとさ。
_/_/_/ 不定期メーリングリスト [0506] _/_/_/