「君を愛したひとりの僕へ」「僕が愛したすべての君へ」

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「君愛」から見るか「僕愛」か見るか、「見る順番で結末が大きく変わる」とか煽るから、一応、見ましたよ両方とも。
まあ、結局、「君愛」→「僕愛」で見たので、逆から見て何か変わるのか判断できませんでした。
見た限りでは、結末は変わらないような気がします。


むしろ、「僕愛」で、「君愛」の盛大なネタバラシをしているので、「君愛」→「僕愛」と見るのが正解な気もします。
さらに言えば、「君愛」は見なくてもいいんじゃないかとも思ったり。
まあ、個人の感想です。
いや、おもしろくなかった訳ではないので、観て損はないと思います。が、「虚質」がどうのとか、「パラレルワールド」がどうのというのは、「シロート」さんを少々置いてけぼりにしてしまっているようです。
今日の他のお客さん声を小耳に挟んだ限り、そんな声が聞こえてきました。
そこは、もう、原作がハヤカワ文庫なので仕方がないところでしょうか。

ちなみに、「君愛」で一番気になったのは、主人公たちが、ものを知らないところ。
まあ、中学生なんだから、少しは調べろよ。
頭が良過ぎて、常識を知らないってことなのだろうか?
むしろ、今時の子供はあの程度?
少なくとも、なぜ禁止されているのか、理由から調べれていけば、正解に簡単に辿り着けるだろうと思うのだが。

もっとも、知っていれば、ストーリーが続かないんだけとね。
自分なら、もっとどうしようもない理由でそこに至るようにお話を持っていくのだが、実は、原作はそんな単純な理由じゃないけど、それはとても、映像化できないので変更したとかだろうか?
(下に載せた小説のあらすじを見ると「単純」でした。そうかぁ。)
そこは、原作を読んでみるしかないかね?

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君を愛したひとりの僕へ
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僕が愛したすべての君へ
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僕が愛したすべての君へ
僕が君の名前を呼ぶから
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僕が君の名前を呼ぶから
映画版は、「暦」視点だったので、語られることはなかったが、こちらは、あちらの世界の栞の物語らしい。
まい、映像化が決まってから書かれたものだと思われるが。



ついどと言っては何だが、「アイの歌声を聴かせて」のノベライズが、「乙野四方字」が関わっていたらしいので、そのリンクも貼っておきます。

アイの歌声を聴かせて
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アイの歌声を聴かせて

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