PVだれでは主人公の声は馴染めなかったが、結局、本編最後まで、馴染めませんでした。
これはあたしだけ?
すみません。どうしても、小学生の男の子には聞こえませんでした。
まあ、これは通常のアニメ作品の男の子の声に慣れてしまっているせいかも知れません。
いや、演技もまああれでしたが、全体的には悪くはなかったかもしれません。
ただ、SF(?)かと言われると、まあ、ジュブナイルなので、ファンタジー要素が強めだったのかもしれません。
まあ、最近、まともにSFとか読んでいないので、SFを語る資格などさらさらない気もしますが。
奇しくも、「雨を告げる漂流団地」と同じく、解体が進められる団地が舞台になっていて、偶然なのか、わざとなのか、不思議な感じでした。これで、併映できてれば、多少は評判も上がったかも知れません。
ちなみに、「雨を告げる漂流団地」では、団地は「船」となりましたが、「ぼくらのよあけ」では「宇宙船」にバージョンアップしました。まあ、団地そのものが、宇宙船という訳ではありませんが。
両作とも基本的は、帰るべきところに帰す物語でしたが、「雨を告げる漂流団地」が巻き込まれだったのに対し、「ぼくらのよあけ」は何方かと言えば、積極的に関わる側で、対照的でした。
また、親の扱いが、前者が大分希薄な感じでしたが、後者は後半がっつり関わってくる話になってきました。
それが、よかったのかというと、個人的には微妙でした。
でも、まあ、映画としてはそんなに悪くはないです。
ただ、ちょっと、モヤモヤするので、もう一回、観てこようかとちょっと思ってます。
ちなみに、今の今まで気づかなかったけど、「今井哲也」原作だったんですね。
とりあえず、読んでみますか。
=> 読んでみた。
だいたい、ほぼ、原作通り。
違いは、原作の方の団地はバリバリ現役だったことと、映画の方がちょっとだけエンターテイメント性を強調していたことと、原作のエンディングが映画では描かれなかったことですか。
あのエンディングがないと、「ぼくらのよあけ」のタイトルの意味がなくない?と、ちょっと思いましたが、映画の方では別の意味に変換したかも知れません。まあ、もともと、いろんな意味が込められていると言えばそうとも言えるので、いいのかもしれませんが、ちょっと、ざんねんな感じもします。
あとは、「シャナナ」編の続きがちょっと、見てみたいです。
が、実はこれが「アリスと蔵六」の基になっているような気もします。
(一見して、設定もストーリーも全然違うように見えるけど)
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■「今井哲也」と言えばこれ。
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